< ききやう >
出現する巻と本文(新日本古典文学大系 源氏物語;岩波書店)
「手習」  P342-08
 垣ほに植へたる撫子もおもしろく、女郎花、き経など咲きはじめたるに、色々の狩衣姿の男どもの若きあまたして、君もおなじ装束にて、南をもてに呼び据へたれば、うちながめてゐたり。

源氏物語の植物へ戻る