< 檀 >
出現する巻と本文(新日本古典文学大系 源氏物語;岩波書店)
「篝火」 P30-07
いと涼しげなる遣水のほとりに、けしきことに広ごり臥したる
檀
の木の下に、打松おどろおどろしからぬほどにをきて、さし退きてともしたれば、御前の方は、いと涼しくおかしきほどなる光に、女の御さま見るにかひあり。
源氏物語の植物へ戻る