◆印刷見本◆

あけはつ
　0321-06　　　その　暁　に　まいる　に　小少将の君　明け果て　て　はしたなく　なり　たる　に　まいり
あこめ
　0292-15　いかにぞや　人　の　いひ　し　みな　濃き　衵　に　表着　は　心心なり　汗袗　は　五重　なる　中
　0278-03　　　たちさはぎ　そぞろ寒き　に　主上　の　御衵　ただ　二つ　たてまつり　たり　左京の命婦　の
あざあざと
　0276-06　　の　摺り裳　の　水　の　色　はなやかに　あざあざと　し　て　腰ども　は　固紋　を　そ　おほく
あさがほ
　0254-12　　　　　の　いと　恥づかしげなる　に　我　朝顔　の　思ひ知ら　るれ　ば　これ　をそく　て　は
あさぎり
　0273-02　　　　も　さまざまに　植へたて　たる　も　朝霧　の　絶え間　に　見わたし　たる　は　けに　老ひ
　0279-08　　させ　給　ぬ　又の朝　に　内　の　御使　朝霧　も　はれ　ぬ　に　まいれ　り　うちやすみ過ぐし
あさし
　0313-15　おはする　仏　だに　三宝　そしる　罪　は　浅し　と　やは　説い　たまふ　なる　まいて　かばかり
あさひ
　0262-02　　　　れ　けり　午の時　に　空　晴れ　て　朝日　さしいで　たる　心ちす　たいらかに
　0321-15　　　の　中　に　二所　ながら　おはします　朝日　の　光あひ　て　まばゆき　まで