物語の仮称 |
巻名 |
節 |
ページ − 行 |
名 称 の 記 述 |
源典侍物語 A |
紅葉賀 |
一三 |
三八六 − 八
三八六 − 一四
三八七 − 一
三八七 − 一二
三八八 − 七 |
年いたう老いたる典侍
女は、いとつらしと思へり
この内侍常よりも清げに
女はさも思ひたらず
内侍は、なま眩けれど |
一四 |
三八九 − 二
三九〇 − 一四
三九一 − 六 |
この内侍、琵琶をいとをかしう
内侍は、ねびたれど
太刀を引き抜けば、女、「あが君、あが君」 |
一五 |
三九二 − 九 |
内侍は、あさましく覚えければ |
一六 |
三九四 − 四 |
女は、なほいとえんにうらみかくるを |
物語
B |
葵 |
一五 |
二五 − 二
二五 − 五 |
思し出づれば、かの内侍のすけなりけり
女は、つらしと思ひ聞えけり |
物語
C |
葵 |
四〇 |
四四 − 三
四四 − 四 |
かの内侍ぞうち笑ひ給ふくさはひには
「祖母殿の上、ないたう軽め給ひそ」 |
物語
D |
朝顔 |
一一 |
二九 − 七
二九 − 八 |
「院の上は、祖母殿と笑はせ給ひし」
源内侍のすけといひし人は、尼になりて |